企業には採用の自由が広く認められているが、質問事項については、業務に必要のないことをむやみに聞くことは問題となる可能性があるため注意が必要です。
企業の採用については、採用の自由が保障されており、誰をどのような条件で採用するのかは、基本的には企業の自由ですが、法律その他の制限がない限りという限定が付いています。
就職面接も採用活動の一環として、どのような方法で、どのような時間に、実施するのかについての法的な規制はありませんが、学生・求職者の基本的な人権を尊重するものでなければならず、質問内容については、プライバシーを侵害することのないようにしなければなりません。
元々、就職面接は、応募者の適性や能力を確かめるためにおこなわれるものであり、それ以外の私的なプライバシーにわたることは訊くべきではありません。